骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
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骨を形成しているカルシウム等が減少し、骨の強度が弱くなる病気。
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骨粗鬆症の初期の症状
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・初期には自覚症状がありません
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骨粗鬆症の進んだ場合の症状
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・腰骨部が重い感じがして、疲れやすい、痛みがある。
・日常のちょっとした動作(体をひねる、物を持ち上げる)や、ころぶ等の
軽い怪我で、脊椎の圧迫骨折や四肢の骨折を起こす事が多い。
・老人は太ももの骨や手首の骨を骨折しやすい。
・骨が弱っているため、骨折時の回復が遅い。
・骨折が原因で、寝たきりになってしまうこともある。
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骨粗鬆症の検査の方法
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・骨密度測定。
超音波を使って、かかとの骨の骨密度を調べる方法。
超音波は人体に特に害はなく、測定にかかる時間も数分と短く
簡便に安全に測定できる方法で、健康診断にもよく使用されています。
・胸・腰椎のX線撮影
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骨粗鬆症かと思ったら何科に行けばいいのか?
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整形外科
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骨粗鬆症の原因
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・骨を形成しているカルシウム等が減少し、骨の強度が弱くなる。
・閉経期以後の女性、70歳以降の高齢者に多い。
・他の病気(の治療)が原因で起こる場合もある。
・若い女性が極端なダイエットで充分に栄養を摂取せず、ホルモンの
バランスを崩している場合、若くても骨粗鬆症予備軍になる事もある。
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骨粗鬆症の治療
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・食事療法
カルシウムの多い食事を摂取する。
カルシウムの吸収をよくするビタミンDを摂る事も必要。
・運動療法
適度な運動をして、骨に負荷をかける事で、骨密度を保つ。
日光に当たる事で、体内でのビタミンDの生成を促す。
・薬物療法
骨密度が大幅に減少している場合、食事療法、運動療法とともに
薬による治療も行なう。
※参考資料
カルシウムの多い食品
ビタミンDの多い食品
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